甲斐の戦國大名である武田信玄(晴信)が主人公。原作は新田次郎の歴史小説の『武田信玄』と『武田三代』。新田次郎小説の大河ドラマ化はこれが初めて。腳本家は田向正健が擔當した。前年の『獨眼竜政宗』に続いて広義の戦國時代を扱った作品である。武田信玄が主要登場人物として登場する大河ドラマには、上杉謙信を主人公にした1969年の『天と地と』、武田家の「軍師」とされる山本勘助を主人公にした2007年の『風林火山』がある。
初回視聴率42.5%、最高視聴率49.2%、平均視聴率39.2%である[1]。前年の『獨眼竜政宗』と僅か0.5%差で史上2位の平均視聴率であり、あわせて大河ドラマ史の絶頂期を形成した。
信玄の母?大井夫人(若尾文子)が、自分の息子が後世で誤解されていることが多いため、我が子の名譽のために真実を物語る、という體裁を全話一貫してとっている。そのため、本編のナレーションも大井夫人役の若尾が兼ねている。最終回および一部の回をのぞいて、各放送回とも大井夫人の「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフによって締めくくられ、この年の流行語大賞に選ばれた。本編で大井夫人が死んだ時には、半透明のカメラワークで魂となって我が子晴信を見守るという演出が行われ、ナレーションはそのまま次回以降も続行した。
この作品には主演を務める中井貴一にとっては本作が大河ドラマ初出演となった。當初、信玄役には松平健が予定されており[2]、また役所広司も候補に挙がっていた。中井はもともと上杉謙信役としてオファーを受けていたため[3]、主役に抜擢されたことに驚いたこと及び前年の『獨眼竜政宗』の大成功から來るプレッシャーなどが大きかったこと、自分の顔が従來の信玄の肖像畫とは大きく違うことなどに戸惑いを感じたことを當時の思い出として語っている。また、本作で信玄を演じてからは武田信玄について聞かれると自分のことのように思えるという[4]。當時、中井と腳本の田向正健の間では大きな葛藤があり、中井は「演技を否定されるのならば自分の努力でなんとかやりようもあるが、人間的に否定されるようなところがあって、撮影中ずっと悩み続けた」と語っている。中井にとって、とても試練の多い1年3か月であったという[5]。中井はその後、田向が死去する2010年まで彼のドラマに出演することはなかった。
比較的早期にクランクアップとなった板垣信方役の菅原文太は中井に「今日から俺は視聴者として『武田信玄』の一番のファンになる。これはお前の番組だ。どんなわがままをいってもいいんだ。撮影には來ないけれど、ファンとして俺が見てるってこと忘れないでくれ」とエールを送っている。中井はそんな菅原をはじめとする諸先輩が自分を盛り立ててくれたことに非常に感謝している[5]。
本作ではオープニングや合戦シーンで、多數(shù)の騎馬武者が登場し、迫力ある合戦シーンを作り上げている。劇中に何度か登場する武田騎馬隊の隊列は馬70頭を集め撮影された。本作のため、舞臺の山梨県では小淵沢町(現(xiàn)北杜市)にオープンセットが建設されるほどの力の入れようだった。騎馬シーンについては小淵沢町にある乗馬クラブ、山梨県馬術連盟が全面協(xié)力している。ただし馬を過度に酷使する撮影手法には馬の専門筋から否定的な見方もあったようで、『太平記』で乗馬指導にあたることになった日馬伸は足利市からオファーをもらった當初、自分は馬の立場から物を考える人間であり、『武田信玄』のように馬の酷使をするような大河ドラマの仕事には乗り気でなかったと述べている[6]。
最初にタイトル文字を擔當した海老原哲彌の受賞経歴の詐稱問題により、NHKアート出身の書家である渡辺裕英(ゆうえい)が作成したものに変更されたため、第3回までと第4回以降では違うものが使用されている[7]。
本編前にはアバンタイトルがあった。時には俳優(yōu)やスタッフのインタビューなど本編と関係の無い內(nèi)容もあり、中でも音楽を擔當した作曲家山本直純のインタビューが取り上げられた時には、最後に山本が「テーマM1(オープニングの主題曲のこと)!」とカメラに向かって聲をかけてオープニングタイトルが始まるという異色の演出も見られた(第10回)。
コーエーの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」に與えた影響は大きいといわれ[誰によって?]、ゲーム內(nèi)の武將の顔グラフィックスは本作品登場の俳優(yōu)に酷似しているものが多い(高坂昌信、武田信廉、真田幸隆など)?!?a class="link" rel="nofollow" target="_blank">信長の野望?戦國群雄伝』のゲーム終了時の表示「今宵はここまでに致しとうござりまする」も大河ドラマ終了時そのままのセリフである。月刊誌『サイゾー』2008年2月號のインタビューでの「大河ドラマの役者にゲームのビジュアルが影響されることはあるか」という問いに対し、同社の社員は「ユーザーのイメージが変わらない限りはほとんどない」と答えている。また、信玄に関しては前述の通り一般的なイメージと異なるため、中井には似せてはいない。
2013年11月30日までNHKオンデマンドで配信されていた。
武田信玄(たけだ しんげん)(武田晴信→武田信玄)演:中井貴一(少年期:真木蔵人)甲斐の國主。當初の名は晴信(はるのぶ)。目的のためなら手段を選ばないマキャベリストだが情に厚く、家臣?領民への気配りを常に怠らない。しかし、父?信虎や息子?義信との対立など家庭には恵まれなかった。武田信虎(たけだ のぶとら)演:平幹二朗信玄?信繁?信廉の父。晴信を小心とののしり、また狂気的な性格が家臣団の不安を誘って政情を不安定化させたため、晴信の謀反によって追放される。しかし內(nèi)心では息子?晴信の才能を認めており、孫の義信を「わしは血の臭いがする。幼子には毒じゃ」と抱く事が出來ず、思い悩む場面も見せた。妻の大井夫人と対照的に、晴信が上洛して天下を取ることを望んでおり、なかなか京を目指そうとしない晴信にいら立っていた。晩年に病床に臥す信玄と再會、天下を取れと叱咤激勵する。劇中ではコメディーリリーフ的な一面も兼ねている。大井夫人(おおい ふじん)演:若尾文子信玄?信繁?信廉?於豊の母。今際の際に子供達へ遺言を殘し、晴信には「西(京都のこと)へ行ってはなりませぬ」と言い殘した。三條の方(さんじょうのかた)演:紺野美沙子信玄の正室。義信?於梅?竜寶の母。公家の出を鼻にかけ、山國である武田家への嫁入りを嘆き悲しんでいた。次第に信玄の力量を認め勝利を喜ぶ様になり、時には正室として京都との人脈を活かす事もあった。一方で実直な信玄とそりが合わず、うまくいかない夫婦仲や、実子達が政略の犠牲となった際などに信玄と激しく衝突し憔悴する姿も何度か描かれた。死の床において、信玄に介抱されながら、夫婦ともに戦國に翻弄された運命を共感しこの世を去る。その雅さが武田家から失なわれた喪失感が、甲斐から京の都が消えました、という嘆きで示された。八重(やえ)演:小川真由美三條の方の侍女。三條の方と義信のために盡くすが、結果的に武田家を危機に陥れる妖婦として描かれている。異常に耳聡く、大井夫人に誘導訊問でおここの事を聞きだし、三條の嫉妬を煽った上で刺客を放っておここを殺したり、「おここの怨霊をたたきだす」と稱しおここにそっくりな湖衣姫を打擲するなどしていた。最期は三條の方の後を追って自害する。おここ演:南野陽子晴信の初戀の人。川中島生まれ。三條の方の輿入れ後、八重が放った刺客によって殺される。その互いを思い合った日々の思い出は晴信の心の中に生き続けた。湖衣姫(こいひめ)演:南野陽子(二役)信玄の側室。諏訪頼重の娘。勝頼の母。顔がおここと瓜二つ。頼重からの人質(zhì)として甲斐に來ていたが、諏訪家が武田家と敵対した際、一旦姿をくらまし、その後に晴信によって半ば強引に甲斐へ連れ戻され、そのまま側室となる。自分の役割を「甲斐と諏訪の橋渡し」と考えていた。里美(さとみ)演:大地真央信玄の側室で良き理解者。倉科三郎左衛(wèi)門の孫娘。男勝りな性格。終盤は上洛中に倒れた信玄を看病する事になる。恵理(えり)演:池上季実子[8]信玄の側室。五郎?松姫の母。ややマイナス思考で涙もろい性格。里美と違って乗馬が苦手。最終回では里美と共に信玄の菩提を弔うが、史実では信玄より先に亡くなっている。茜(あかね)演:瀬岡裕子甲斐を追放された信虎に隨従した家臣志村右近の娘。信虎が今川家に疑念を抱かれている事を信玄に伝える。原作では信玄の側室として登場するが、本作では非常に出番が少ない。武田信繁(たけだ のぶしげ)演:若松武信虎の二男。兄を敬い彼をよく補佐する一方で、國の為なら父や子との対立も厭わない信玄の厳格な性格に対する懸念も持っている。信虎や義信の思いを代弁して信玄に直言するなど、家中の人間関係の調(diào)整役。川中島の戦いで、味方の劣勢を食い止める貢獻を果たすが戦死。彼の死後、義信事件を皮切りに武田家中の結束に、徐々に亂れが生じていく。武田信廉(たけだ のぶかど)演:篠塚勝(少年期:長尾豪二郎)信虎の三男。三兄弟の中では最もおっとりした性格で、絵が得意。當初は頼りない面も見られたが、信繁死後は信玄と義信の衝突を體を張って食い止め、信玄にも強い口調(diào)で叱責するなど重臣としての存在感を強めていった。西上戦から引き上げる際には信玄の影武者を務めた。武田義信(たけだ よしのぶ)(太郎→太郎義信→武田義信)演:堤真一(幼少期?少年期:中村七之助[9]→石関賢太郎→六浦誠)信玄の長男。幼名は太郎(たろう)。直情的だが信義を大事にする性格で、性格の不一致に加えて今川義元亡き後の対今川家への政策をめぐり、父と対立する。謀反の計畫が発覚し、父に誅される。竜寶(りゅうほう)(二郎→慈念→竜寶)演:渡浩行(幼年期:豬岡拓郎、少年期:高橋守)信玄の二男。幼名は次郎(じろう)。幼少時に病気で盲目となり、出家して慈念(じねん)ついで竜寶と名乗り、僧侶としての人生を歩む。少年期に予知能力で竜王の土手(堤防)の決壊を予知したり、幼き勝頼の心の聲を聞き勝頼の危機を察知してそれを晴信に知らせる。西上を前にした信玄(晴信)から自分の余命などを問われたがそれには答えず、祖母の大井夫人同様に「西へ行ってはなりませぬ」と願った。武田勝頼(四郎→諏訪勝頼→武田勝頼)演:真木蔵人(幼年期:安藤壯洋、少年期:福原學)信玄の四男。幼名は四郎(しろう)。元服後、諏訪勝頼(すわ かつより)と名乗る。長兄?義信の廃嫡後に初陣を飾り次期當主として成長していくが、最後は武田家の衰退を示すように謁見の間に一人だけ座するシーンで物語を締めくくった。五郎(ごろう)演:西川亙信玄の五男。叔父?信繁の死後に誕生した為、信玄に「弟の生まれ変わり」と比喩される。雪姫(ゆきひめ)演:徳丸純子勝頼の正室。織田信長の養(yǎng)女(姪)。信勝出産後、産後の肥立ちが悪く亡くなる。武田信勝(たけだ のぶかつ)演:黒田勇樹信玄の嫡孫。勝頼の子。信玄の昔ばなしを靜かに聞き屆けた。松姫(まつひめ)演:香川沙美(少女時代:上田愛美)信玄の娘。織田信長の子?信忠の婚約者だが、武田と織田の対立により解消される。らん演:宮崎萬純信虎の愛妾。信虎の怒りを買って殺されかかったこともあったが、それでも彼を慕っており、その後を追って駿河に赴く。しかし、その後は年老いた信虎を馬鹿にするようになり、信虎に斬殺される。
原虎胤(はら とらたね)演:宍戸錠[10]鬼美濃と渾名される全身に向こう傷の豪傑。川中島にも出陣し、飯富虎昌の死を悼み、最後は志賀城の殘黨に襲われ命を落とす。飯富虎昌(おぶ とらまさ)演:児玉清義信の傅役。通稱は兵部(ひょうぶ)。八重と親密になるが、弟の三郎兵衛(wèi)(山県昌景)の計らいにより別れる。義信事件では、その謀反の責任を一身に負おうとし、三郎兵衛(wèi)に事情を暗に告げ、信玄を襲撃し囚われの身となる。事情を察した信玄は正直に話せば罪に問わないと言ったが、飯富はあくまで自らの責任であると述べ、原虎胤の介錯により切腹する。馬場信春(ばば のぶはる)演:美木良介[11]武田四天王の一。信玄に信頼される。責任感の強い性格で、初登場時の真田幸隆を疑ってしまった際や、自ら獻策した「キツツキの戦術」により武田軍が一時的に窮地に陥ってしまった際は、切腹を申し出ていた。原昌俊(はら まさとし)演:小林克也陣馬奉行。上田原の戦いでは必死に晴信の暴走を止めようとするもかなわず、板垣?甘利の討死の責任を感じる。晴信が信玄に改名する少し前に病沒した。甘利虎泰(あまり とらやす)演:本郷功次郎板垣とともに晴信を補佐。上田原の戦いで、板垣同様命を賭して村上勢と戦い、討ち死にした。板垣信方(いたがき のぶかた)演:菅原文太老臣。晴信の傅役。晴信が師と慕う。上田原の戦いで、命をもって晴信の暴走を諫めるべく、無數(shù)の槍を身に受け白髪になりながらも獅子奮迅の闘いを見せ、戦死を遂げた。山本勘助(やまもと かんすけ)演:西田敏行主に諜報活動を行う。元は今川家の家臣で、今川義元に甲駿2國の二重間諜を命ぜられるが、晴信の器量に觸れ、妻子が三國同盟を機に甲斐へやってきたことと信玄の密命で義元を謀殺したことを期に今川と決別する。板垣を始め重臣たちが湖衣姫を側室にすることに猛反対しているのに対し、ただ一人賛成を強く表明し、また甲斐に連れ戻され自害しようとした湖衣姫を制止した際や、晴信との婚禮の前に湖衣姫と遠乗りをした際に、強く生き抜くよう諭した。第4次川中島の戦いでは川中島に濃霧が発生する日を予測し、この日が決戦の日となる。決戦前夜、信玄の命で妻女山の上杉本陣を偵察。上杉軍が動き始めたことを武田別働隊へ伝えるために敵陣を突破しようとして、討たれる。2007年の大河ドラマ風林火山を含む諸作品では『甲陽軍鑑』における人物像を踏襲し隻眼で足が不自由な「軍師」として描かれているが、本作の山本勘助は隻眼でも足が不自由でもなく、また軍師でもない。高坂弾正(こうさか だんじょう)(源助→春日昌信→高坂弾正)演:村上弘明當初の名は源助(げんすけ)。後に春日昌信(かすが まさのぶ)、次いで高坂弾正と改める。武田四天王の一。海津城主。元は倉科三郎左衛(wèi)門配下の農(nóng)民だったが、原虎胤の推挙で武田家に仕え、その才覚を生かして出世する。家中きっての美男子。真田幸隆(さなだ ゆきたか)演:橋爪功弁舌優(yōu)れた謀將で、いかなる狀況でも物怖じしない豪膽な性格。湖衣姫との婚儀の際、晴信の前に碁盤を持って登場し、戯れに「勝った方が相手の領地を手にする」という賭けを取りつけた。原虎胤にはその知謀を度々「小賢しい」と評されていたが、虎胤が死んだ際はその死を悼んでいた。ドラマ終盤の信玄の重要な相談相手の一人で、上洛戦の際は留守居役を託される。山県昌景(やまがた まさかげ)(飯富三郎兵衛(wèi)→山県昌景)演:篠田三郎飯富虎昌の弟。武田四天王の一。當初の名は三郎兵衛(wèi)(さぶろうびょうえ)。義信事件では、飯富の心中を察しつつ兄の謀反を密告する。兄の死後、信玄の勧めで山県昌景と名乗る。合戦上手。外交?內(nèi)政にも優(yōu)れた萬能型。信玄の側に仕える。八重とは度々対立している。原昌胤(はら まさたね)演:岡村菁太郎[12]。昌俊の子。父のあとを継ぎ、陣馬奉行となる。阿部勝寶演:佐藤慶勝頼の傅役。倉科三郎左衛(wèi)門(くらしな さぶろうざえもん)演:浜村純倉科黨の黨目。里美の祖父。岐秀(ぎしゅう)演:內(nèi)藤武敏信玄の學問の師。石和甚三郎(いさわ じんざぶろう)演:丹波義隆晴信の近習。四郎を呪い殺す調(diào)伏を行っていた竜渓を斬る。その功を晴信に稱せられたが、京から八重が呼び寄せた修験僧を斬った責を取り自害する。塩津與兵衛(wèi)(しおづ よへえ)演:宍戸開晴信の近習。諏訪頼重が放った刺客に斬られ、晴信の見ている前で息を引き取る。立木仙元演:矢崎滋信玄付醫(yī)師。上杉家の刺客が信玄を襲撃した際、全身に矢を受け死亡。御宿監(jiān)物(みしゅく けんもつ)演:石丸謙二郎立木死後の信玄付醫(yī)師。平三(へいぞう)演:渡辺正行[13]源助の幼なじみ。拳大の石を相手に當てて倒すのが得意。源助と共に原虎胤の推挙で武田家に仕える。源助の出世を羨むことが多かった。第4次川中島の戦いでは、山本勘助に付き従う。上杉軍との戦いで槍傷を負った勘助に後を託され、上杉軍が妻女山からすでに去ったことを武田別働隊に伝令した。平五(へいご)演:松原一馬平三の弟。平三と共に戦に従軍。第4次川中島の戦いでは山本勘助に付き従い、上杉軍が妻女山からすでに去ったことを武田本隊に伝える。二俁城の戦いで、山本勘市を城方の一斉射撃から庇い、討死。とら演:佐々木すみ江平三?平五の母。息子たちを「すぼけ!」などと叱り飛ばすシーンが多いが、陰では子思い。最終話で平五が戦死した事を知ると號泣する。足が悪いフリをしていた。山本勘市(やまもと かんいち)演:ひかる一平(幼年期:小日向範威、少年期:石川博之)勘助の子。父の仇を追う。平三?平五とともに終盤で西上戦に従軍するが、自らのいきり立つ感情を抑えきれなかった事が元で敵方に夜襲を察知され、平五を死に追いやってしまう。武田軍が甲斐に引き返した後は僧となることを決意。きぬ演:田島令子駿河で暮らす勘助の妻。今川?北條と三國同盟を結んだ際、勘助と妻子の身柄を甲斐の方で引き取ることを晴信が義元に約束させたことで勘助と暮らせるようになった。今井兵部演:森田順平奉行衆(zhòng)であったが信虎のやり方に反発し、一時武田家を離れる。倉科黨の元にきた晴信に再會する。晴信の代になると金山衆(zhòng)頭になる。甲州金の生産體制を確立し、甲斐國の経済発展に貢獻するが、産出量が減ってきたとの報告が遅れ、會議の席で叱責される。鎌田十郎左衛(wèi)門演:坂部文昭奉行衆(zhòng)であったが信虎のやり方に反発し、一時武田家を離れる。倉科黨の元にきた晴信に再會する。前島伊豆守演:三上真一郎花倉の亂の際に玄広恵探の殘黨を匿い、信虎に異を唱えて誅殺された。初鹿野伝左衛(wèi)門演:市原清彥まさ演:大多貴子飯富虎昌の妻。八重の暗躍に薄々気づき、夫が謀反の罪で切腹した後に八重が首謀者であることを昌景に訴えた。その後、虎昌の位牌の前で自害。さよ演:伊藤麻奈飯富虎昌の娘。鎌田長門守演:ジョニー大倉[14]淺黃演:室井奈穂子三條の方の侍女。若狹演:飯島京子三條の方の侍女。たき演:結城美栄子湖衣姫の乳母。湖衣姫の死後は勝頼の身の回りの世話などをしていた。諏訪家の殘黨が勝頼たちのいる屋敷を襲撃した際、勝頼を守って死亡する。よし演:大西加代子大井夫人の侍女。とき演:みずきれい大井夫人の侍女。あい演:落合ひとみ重蔵演:伊藤哲哉古川小平太演:藤原稔三三枝半兵衛(wèi)演:山中一徳高間雄斎演:有川博曾根原主膳演:浜田晃大野次郎左衛(wèi)門演:久遠利三戸田真八郎演:田嶋基吉→井上三千男谷川四郎演:真鍋敏前田五郎兵衛(wèi)演:番哲也百川數(shù)右衛(wèi)門演:及川ヒロオ金山衆(zhòng)。諸國を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。丹波彌十郎演:斉藤洋介金山衆(zhòng)。諸國を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。大蔵宗右衛(wèi)門演:今井耕二金山衆(zhòng)。諸國を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。山際演:福田健次普請奉行矢島六郎太演:長戸勝彥真田の配下。加納五郎兵衛(wèi)演:小形雄二平三と平五が武田軍から逃亡した時、捕らえて処刑しようとする。春日昌信の計らいで平三と平五は助けられる。作三演:小宮孝泰ふみ演:黛まどかちえ演:川村一代あかね演:瀬岡裕子志村右近の娘。信虎の側に仕え、弱體化した駿河の様子を伝える使者として信玄の元に赴く。數(shù)右衛(wèi)門演:大川ひろし武田信虎の配下。修三演:湯沢紀保武田信虎の配下。正三郎演:加藤純平武田義信の配下。左衛(wèi)門演:鎌形充朗武田義信の配下。水野又兵衛(wèi)演:羽場裕一高坂弾正の家臣。真十郎演:前田晃一信玄の側近く仕える。荘子を好む。
上杉謙信(うえすぎ けんしん)(長尾景虎→上杉政虎→上杉輝虎→上杉謙信)演:柴田恭兵越後の大名で、信玄の生涯最大の宿敵。當初の名は長尾景虎(ながお かげとら)。後に上杉家を継いで政虎(まさとら)、輝虎(てるとら)、謙信と名を改める。義を重んじ、毘沙門天の生まれかわりを自任。利に賢い信玄を憎む一方で、好敵手としての信玄の実力を認めていた。そして、第四次川中島合戦で遂に信玄と激突する。宿敵?信玄と一騎討ちのシーンがあるが、信玄役の中井と謙信役の柴田はこのシーン以外で顔合わせすることはなかったという[4]。その一騎討ちでの甲冑姿は、新番組予告では頭に袈裟を被っていたが、本編では兜を被っていた。最終回では今まで正義の為と信じて戦ってきたが何一つ変わらないことに対し、どうすればいいかを謙信が毘沙門天に祈禱しながら問うと、目の前の毘沙門天の像が謙信の口を借り、「己を信じよ」と喋りだす、という本人の自作自演ともとれる異色の演出がなされた。直江実綱(なおえ さねつな)演:宇津井健長尾家重臣。越後十七將の一であり、上杉四天王の一。謙信を支える。合戦時は後年、直江兼続が使用していたとされる「愛」という字を前立にあしらった兜をかぶっていた。大村景時(おおむら かげとき)(菊丸→大村景時)演:水谷敦謙信の近習。當初の名は菊丸(きくまる)。謙信が比叡山に向けて出奔した際は直江実綱と共に後を追い、野武士に命を奪われそうになっていた謙信を救った。その後自らの左肩付近を脇差で刺し、その血を持って謙信への生涯忠誠を誓った。上杉景虎(うえすぎ かげとら)演:蔵下輝美謙信の養(yǎng)子。北條氏康の七男。上杉憲政(うえすぎ のりまさ)演:滝田裕介関東管領。狡猾な性格。長尾景虎へ関東への出陣を督促する。大熊朝秀(おおくま ともひで)演:勝野洋長尾家臣。後に反旗を翻し武田家臣に。北條高広(きたじょう たかひろ)演:西岡徳馬長尾家臣。後に景広の父。宇佐美定行(うさみ さだゆき)演:沼崎悠謙信の軍師であり、上杉四天王の一。本莊実仍(ほんじょう さねのり)演:門田俊一長尾家臣。斉藤朝親(さいとう ともちか)演:三島新太郎長尾家臣。越後十七將の一。
今川義元(いまがわ よしもと)演:中村勘九郎駿河の大名。信玄の義兄。武田を甲斐の山猿とあざ笑い、寡勢の織田勢をねずみの糞と侮っていたが、信玄?信長の陰謀によって桶狹間で戦死。壽桂尼(じゅけいに)演:岸田今日子義元生母。周囲を過小評価しがちな義元を度々諌める。その死を信玄の策略と疑い、甲斐への塩止めを発案。武田が駿河を征した際は於津禰と共に駿府城で信玄と対面し「今川家臣に甲州金をつかませたのか」と詰め寄り、さらに義元の死因について問いただすが、軽くあしらわれる。その後まもなく死去。今川氏真(いまがわ うじざね)演:神田雄次義元の嫡子で信玄の甥。戦ばかりが國を作る術では無いと考え、和歌や蹴鞠に沒頭して自分からは何も行動を起こさなかった。結果、今川領攻めの際にはほとんどの家臣が寢返ってしまい領國を失う。その後、妻の実家である北條氏を頼り関東へ落ち延びた。太原崇孚(たいげん すうふ)演:財津一郎義元の軍師。於豊(おとよ)演:石塚理恵信玄の姉。義元の正室。氏真?於津禰の母。父の信虎に看取られる形で若死にした。弟にその死を哀しまれる事はなかった。於津禰(おつね)演:古村比呂義元の娘。従兄である武田義信の正室。政略結婚ながらも義信を愛するが、義信は謀反の罪で叔父の信玄に幽閉され、やがて自害してしまう。その後、駿河に送り返される際、信玄を激しく非難した。岡部美濃守(おかべ みののかみ)演:巖下浩今川家臣。義元の側近。桶狹間にて義元と共に戦死した。庵原忠胤(いはら ただたね)演:長谷川明男今川家臣。信玄の駿河攻めの際、多くの家臣が武田家に寢返る中、最後まで今川氏真に忠義を盡くす。瀬名信輝(せな のぶてる)演:阿部六郎今川家臣。後に武田へ寢返る。朝比奈政貞(あさひな まささだ)演:谷津勲今川家臣。後に武田へ寢返る。葛山元氏(かつらやま もとうじ)演:石坂重二今川家臣。後に武田へ寢返る。三浦與一(みうら よいち)演:川崎公明今川家臣。後に武田へ寢返る。高間五郎兵衛(wèi)演:伊藤紘今川家臣。義元の命令で晴信の引き取りに向かうが、晴信の策略により裏切り者扱いされ、原虎胤に斬殺される。すみ演:奧山真佐子
北條氏康(ほうじょう うじやす)演:杉良太郎相模の大名で、上杉景虎の実父。海を尊ぶ。信玄の人物を知り、これを認める。信玄にとって謙信に次ぐ好敵手だった。氏政と共に籠城し謙信の遠征を退ける。北條氏政(ほうじ?
武田信玄和上杉謙信,相愛相殺的一對豪杰,然而都始終面臨內(nèi)部崩盤的危機,信玄先后放逐父親,母親出家,冷落正室,處死長子,不可不謂家境荒涼。謙信雖然戰(zhàn)無不勝,但大部分精力在與周邊乃至領內(nèi)不斷征戰(zhàn)和鎮(zhèn)壓,戰(zhàn)勝雖多發(fā)展不快,也是敵人包圍狀態(tài)。
全劇格調(diào)灰暗,主人公在一次又一次的痛苦糾結的斗爭中度過,他打造了強大軍隊,運用內(nèi)外策略縝密完備,但是對家庭的斗爭幾乎沒贏過。他的智慧解決外部問題綽綽有余,而對內(nèi)部無論是大義滅親還是隱忍不發(fā),都是異常艱難。所以他在巔峰期出家,因為被這個家務事壓得喘不過來氣。
不止是他,很多偉人都是在家庭斗爭中敗下陣來,或者干脆大義滅親。寤生殺弟囚母,主席也離婚糾紛,信長殺弟,家康殺妻殺子,政宗也殺弟逐母??蓢@人間,家庭到底是什么?凡偉人必與家庭對立,家人眼里無偉人,因為在家里都會被拉到同一水平,拉到凡人最快樂的情感糾紛,最后耗盡精力能量。所以有句話是越走出去越能發(fā)展,離家越近或者在家里,最終就被家庭瑣碎埋沒。
智慧和義理可能是對立的,無窮無盡的人情債會讓人被家庭埋葬。所以成大事者多大刀闊斧大破大立,像探春不認母舅,擺脫家庭束縛,甚至在家庭伸出螃蟹的爪子時刀兵相向。
很可怕的劇,因為把家庭婚姻生活中的陰暗面擺出來,感到黯然無光,偉人也無可奈何。所以出家人才一身輕,至少耳根清吧。
我看完的第二部大河劇,也是我目前看完的年代較早的大河劇了。中井叔年輕的時候很帥,演技十足,越到最后這部劇的劇情越讓人感到凄涼。不過武田信玄與這么多女人有這么多的戲份,難怪曾有一個奇葩的名字:一代情圣大將軍。。= =
好長啊,好詳細。日本版權力的游戲??梢砸曌鳌队拔湔摺烦L版前傳了。有趣的日本戰(zhàn)國。不過是在太長了,而且對信玄洗白的行為太明顯了。
以為自己站在風頭浪尖,一回首才知道自己早已被時代拋棄。時不我待,時不我待,時不我待呀。
人生五十秋,不知八千年之春
民政家武田
古典派十足的大河劇
其疾如風,其徐如林,侵略如火,不動如山
節(jié)奏很舒服 有些片段十分感人 如飯富虎昌之死 月夜之鏡 只是全片以現(xiàn)代眼光看未免古板了些
小時候CCTV放的...打下了我之后成為日飯和戰(zhàn)國飯的堅實基礎...
川中島的部分很不錯,但大多數(shù)時候是情圣傳
“此身此骨歸于天地,不沾紅塵,獨自風流”我居然開始看大河劇,可見時間真是多??!
“今晚就到這里了”。理解了灣灣當年為啥把這劇叫一代情圣,前三分之一感情戲真的太多了,后面才算漸入佳境。戰(zhàn)爭場面并不多,重頭戲第四次川中島合戰(zhàn)還是很燃的。全劇人物眾多,但個性都很鮮明,尤其是真田爺爺太萌啦!八重的御所語言好帶感。還有平干二朗的信虎特別贊!
村上弘明飾演高坂真無愧戰(zhàn)國第一美男。中村堪三郎后來扮演元祿繚亂的大石不太行,演起今川義元卻是十分貼臉。紺野美沙子對三條夫人的演繹全劇最佳。
涕泗縱橫,以第四次川中島之戰(zhàn)為分界線:上部入主甲斐,攻略信濃,何等勃發(fā);后部歲暮凋故,體衰力頹,滿目混亂,時不我待,盡畢生之余力破盟上洛。尋道?逞欲?圓夢?揚威?最終惜天不假年,駿甲相越俱往,惟余長嘆一聲,白發(fā)一頭,骸骨一副。里美伴隨信玄始終啊。幸隆與板垣啊。
世間竟有這么好看的電視劇
很小的時候,應該是看的第一部日劇吧。對于一個小男孩來說,劇里的盔甲和戰(zhàn)旗真是帥死,讓我后來找這部劇的名字找得真辛苦~
補完老劇不容易。其中有一集的字幕組成員里居然有丁丁蟲,丁丁蟲真是無處不在啊。
中井貴一簡直帥槑了…不過演信玄有點瘦了。年代太早,現(xiàn)在看來拍攝得很粗糙。演員很出色,雖然節(jié)奏有點慢,但有些劇情YY得挺好。最后竟然不介紹今川義元?哼……╭(╯^╰)╮
接受不了那個時代的妝面。。。Orz
這是很多中國大河劇迷的基礎課本啊