真空式汚水収集システムとは?
真空式汚水収集システム(真空下水)は、管路内を真空にし、大気圧との差圧を利用して汚水を収集するシステムであり、「真空弁ユニット」,「真空管路」,「真空ステーション」の3つの要素で構成されます。
日本の下水道普及率は7割以上となっていますが、人口5万人未満の市町村では普及率が低い傾向にあります。
これらの地方の市町村では居住密度の低さや、地形地質状況、周辺の工事環境が要因となり自然流下式による管路建設費が割高になる場所が多く見受けられます。
このような困難な場所における汚水収集方式として、真空式は真価を発揮します。